沖縄の外壁塗装について
沖縄の外壁塗装は、主に建物の外壁をメインとして行われる工事です。
外壁塗装の塗り替えチェック
チョーキング
塗膜表面(とまくひょうめん)が劣化しはじめ、チョーキングという症状が起こります。チョークのような粉が手につくのが特徴です。
この症状が見られた場合、塗り替えを検討する必要があります。
この症状をそのまま放置してしまうと、防水層のはがれやひび割れに繋がる恐れがあるので、注意が必要です。
ひび割れ
チョーキングを放置していると、塗膜の劣化が原因で「ひび割れ」が起こります。ヘアーラックと呼ぶこともあります。
ひび割れの大きさによっては、建物内部の構造にまで影響を与える恐れがあります。
症状の危険度としては、チョーキングよりも重い症状になりますので、早めの塗り替えを行う必要があります。
はがれ・ふくれ・浮き
外壁が「剥がれる・膨れる・浮く」といった症状が出ている場合、かなり塗装が劣化しており、非常に危険な状態です。
外壁を守る塗装部が剥がれ落ちることにより、内部のコンクリートの爆裂に繋がり、さらには鉄筋の錆や膨張にまでつながってしまいます。
鉄筋がコンクリートを押し出し、コンクリートそのもののが崩れ始めます。
非常に危険な状態ですので、補修工事を含めた施工がすぐにでも必要となります。
外壁塗装の工事
外壁塗装の施工実績
外壁塗装の施工の流れ
外壁塗装の施工~引き渡しまでの工程は、以下の通りです。
①ご近所へのご挨拶・塗装準備 |
②足場の設置 |
③高圧洗浄 |
④下地処理 |
⑤養生作業 |
⑥下塗り |
⑦中塗り |
⑧上塗り |
⑨点検と手直し |
⑩足場解体・撤去 |
⑪施工完了 |
現場の状況や規模にもよるため、具体的な工事の日数については、現地見積もりの際にご相談ください。
①ご近所へのあいさつ・塗装準備
まずは、工事の前に近所の方々へご挨拶回りを行います。施工が始まると、塗料の匂いや工事の騒音がどうしても出てしまいます。
その為、近所の方々へ事前にお知らせしたうえで施工に入ります。お客様が、ご近所の方々とのトラブルが起こらないように、まずは挨拶回りを済ませてから、工事に入っていきます。
②足場の設置
まずは足場を組みます。足場組は、非常に大きな音が出てしまいます。工事をしている期間中でも、特に騒音が出てしまうタイミングでもあります。
現場の状況や天候にも左右されますが、1~2日でこの工程は終わります。
③高圧洗浄
続いては、高圧洗浄機による汚れの洗浄作業です。汚れやホコリ、劣化によってできたチョーキング(塗料の粉化)の粉を洗浄していきます。
塗装箇所が汚れたままでいると、下地がうまくのらず、塗装後に大きく影響してしまいますので、この工程も非常に大切です。
高圧洗浄機がかけられない箇所は、ブラシなどを使って手作業でも汚れをしっかりと落としていきます。どうしても、手作業での洗浄が必要な箇所が多い場合は、少し洗浄期間が長くなることもあります。
また、洗浄後は洗浄した壁面を乾かす時間も必要となりますので、1~3日間ほど時間が必要となります。
④下地処理
洗浄した壁面がしっかり乾いたら、次は下地処理に入ります。下地処理とは、劣化してしまった箇所の補修作業です。
たとえば、ひび割れ・塗膜の剥離・コーキングの劣化・金属部分のサビ・コンクリートの補修などがあります。大きな補修がなければ、1~2日ほどで完了しますが、劣化が進んでいる状態の場合は、施工期間が多少伸びるケースもあります。
とはいえ、この下地処理で塗装の持ちが大きく変わってくる為、この工程も非常に大切な作業になります。
⑤養生作業
下地処理が終わったら、つづいて養生にはいります。養生とは、玄関や窓など塗装を必要としない箇所を保護する作業です。
テープのついたビニールで、塗装がついてはいけない箇所を1つずつ丁寧に保護していきます。養生が貼られている間は、窓の開閉ができなくなりますので、ご了承ください。
養生作業は、1~2日ほどです。
⑥下塗り
養生まで完了したら、下塗りの作業に入っていきます。塗装の工程、「下塗り・中塗り・上塗り」の3つの工程で塗っていきます。
その中で最初の作業が下塗りで、下塗りでその後の中塗り・上塗りの密着度が変わります。
とても大事な工程になるので、丁寧に仕上げていきます。
⑦中塗り
下塗りが完全に乾いたら、続いて中塗りに入ります。
下塗りの仕上がりを見ながら、全体的にバランス良く塗りを重ねていきます。
⑧上塗り
中塗りが乾ききると、最後は仕上げの上塗りです。
中塗りで綺麗に仕上げた塗装部を、最後に仕上げで塗り上げていきます。
⑨点検と手直し
上塗りまで完了したら、最後に点検と見直しを行います。